距離の伸ばし方|初心者が10km走破するステップと実践結果

ランニング初心者向け

距離の伸ばし方|初心者が10km走破するステップと実践結果

「3km〜5kmは走れるけれど、10kmとなると一気に不安になる」
「長い距離を走ると途中で脚が止まる」
そんな初心者ランナーはとても多いです。

しかし10km走は、正しいステップを踏めば誰でも達成できます。
むしろ、走力ではなく“距離を伸ばす順番”がポイントです。

この記事では、ジョギング初心者が10kmを楽に走り切るための距離の伸ばし方、体の使い方、練習ステップ、そして実際に効果が出た実践例を詳しく紹介します。


■ なぜ初心者は「10km」が壁になるのか?

理由①:距離を伸ばす順番が間違っている

初心者がやりがちな失敗は、いきなり“距離そのもの”を伸ばそうとすることです。

例:

  • 3km → 次の日に5km
  • 5km → 急に7kmへ挑戦
  • 7km → 一気に10kmへ

これでは負担が大きすぎて、脚も心肺も追いつかず、途中で止まってしまいます。

理由②:ペース配分ができていない

初心者はスタート直後にペースが速くなりがちです。
最初の1〜2kmで心拍が上がってしまうため、後半に苦しくなって距離が伸びません。

理由③:走る習慣がまだ「時間ベース」になっていない

初心者のうちは、距離ばかり気にしてペースも呼吸もバラバラになりがちです。
10kmを走るには、距離よりまず“時間で走る感覚”を育てることが重要です。


■ 10km走破のための正しいステップ

● ステップ①:まずは「歩く+走る」で40分を目指す

距離より「40分動き続けられる身体」を先に作るのがポイントです。

例:
・3分走る → 1分歩く
・5分走る → 2分歩く

この繰り返しで40分が楽にできるようになると、10kmへの基礎ができます。

● ステップ②:走る時間を伸ばし、歩く時間を減らす

40分動けるようになったら、次は以下のように走る比率を上げます。

  • 7分走 → 1分歩
  • 10分走 → 1分歩
  • 15分走 → 1分歩

この段階で、呼吸と脚が少しずつ長時間の動きに慣れていきます。

● ステップ③:「時間」で走る練習に移行

10kmを走るには、以下の時間が目安になります。

  • 10km=60分〜80分(初心者ペース)

初心者のうちは、距離ではなく「60分間を止まらず動く」ことを優先した方が成功しやすいです。

“60分ゆっくりジョグ”ができれば、10kmはほぼ確実に走れます。

● ステップ④:距離を少しずつ伸ばす(10〜15%ルール)

初心者でも安全に距離を伸ばせるのが、

「前週比+10〜15%まで」

という方法です。

例:
・5km走れる → 次の週は6km
・6km走れる → 次は7km
・7km走れる → 次は8km

少しずつ増やすことで、脚・心肺・メンタルが距離に順応します。


■ 10kmを走り切るためのコツ(実践で効果が出たポイント)

コツ①:最初の2kmを“遅すぎるくらい”ゆっくりにする

10kmに挑戦するとき、最初の2kmは「とにかく抑える」が鉄則です。

  • 息が上がらないペース
  • 少し物足りないと感じるくらいの強度
  • 後半まで余裕を残すイメージ

初心者はここを飛ばしすぎると必ず失速するため、2kmまでは徹底してゆっくり行きましょう。

コツ②:呼吸を一定に保つ(乱れたらペースを落とす)

ペースより呼吸を重視します。

呼吸が浅くなったら、
・少し歩く
・ペースを落とす
・鼻吸い・口吐きを意識する

これだけで後半の苦しさが激減します。

コツ③:途中で歩いてもOK(むしろ賢いやり方)

初心者が10kmに挑戦するときは、歩きを入れた方が成功率が上がります。

例:
・3〜4km地点で30秒歩く
・6〜7km地点で30秒歩く

走り切ることより、「最後まで動き続ける」ことが大事です。

コツ④:フォームは“力まない”ことが最優先

長い距離のフォームは、「省エネ」が基本です。

  • 肩の力を抜く
  • 腕は軽く前後に振る
  • 接地は体の真下あたり

力むと心拍が上がり、10kmは絶対に苦しくなります。


■ 実践結果:このステップで10km走破できた例

例①:40代男性(最初は3kmが限界)

最初は3kmで苦しく止まっていたが、
以下のステップを4週間実践:

  • 1週目:歩き+走りで40分
  • 2週目:10分走 → 1分歩 × 3セット
  • 3週目:60分ゆっくりジョグ
  • 4週目:7km → 8km → 小休憩 → 10km

結果、5週目で余裕を持って10km完走

例②:50代女性(5kmは走れるがそれ以上は苦しい)

  • 最初の2kmをペースダウン
  • 途中での30秒歩きを挟む
  • 呼吸が乱れたらすぐペース調整

これを意識しただけで、8km→10kmとスムーズに距離が伸びました。

例③:運動ゼロから再スタートの40代男性

「10分ジョグ」から開始して、

  • 10分 → 15分 → 20分 → 30分 → 40分

と時間を伸ばすだけで6週間後には10km達成。


■ まとめ:「順番」を守れば10kmは誰でも達成できる

10km走破は、才能ではありません。
正しいステップを踏めば、初心者でも確実に到達できます。

重要なのは次の4つだけ:

  • いきなり距離を伸ばそうとしない
  • 時間で“動き続ける”練習をする
  • 最初の2kmをゆっくり入る
  • 歩きを入れてもOK

これらを守ることで、10kmは必ず走破できます。
ぜひ今日のジョグから取り入れてみてください。

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