ランニングで体調を崩さないためのインターバル速歩法 〜ゼロから始めても大丈夫。走らずに“走れる体”をつくる最強メソッド〜

ランニング初心者向け

はじめに:ランニングは体調を崩しやすい?

「ランニングを始めたら逆に体調が悪くなった…」
「走るとすぐ疲れて続かない」
「膝や腰が痛くなってやる気がなくなる」

こんな悩みを抱えている初心者ランナーは非常に多くいます。
実は、ランニングは一定以上の体力・筋力・心肺機能がない状態で始めると、体に強い負担がかかるため、体調不良が起きやすいスポーツなのです。

そこで注目されているのが、初心者でも安全にスタートできる
「インターバル速歩法」
“走らずに走れる体をつくる”と言われ、医師やトレーナーからも推奨されている非常に効果的なトレーニングです。


1. インターバル速歩法とは?

インターバル速歩とは、以下を交互に繰り返すウォーキングトレーニングです。

  • ① 普通のスピードで歩く(ゆっくり)……3分
  • ② 速歩き(ややキツめ)……3分

これを1セットとして、20〜30分ほど行います。
名前は「速歩法」ですが、実際はランニングに必要な体力を効率よく鍛えることができ、

「ランニングより疲れにくい」
「ケガをしにくい」
「脂肪が燃えやすい」
「心肺機能が改善しやすい」

というメリットがあります。

特に初心者の場合、いきなり走るよりも、速歩法のほうが体調を崩すリスクが圧倒的に低いのです。


2. なぜインターバル速歩法は体に優しいのか?

ランニングは、一見すると簡単そうですが、実際には以下の動作の連続です。

  • 着地の衝撃(体重の2〜3倍)
  • 心拍数の急上昇
  • 呼吸筋の負荷
  • 脚・関節まわりの負荷

まだ筋力が十分でない初心者には、この負荷が大きすぎます。
一方、インターバル速歩法は、

「歩きながら筋力・心肺・柔軟性・リズム感を安全に鍛える」

ことができるため、体が驚くほど軽くなり、
結果としてランニングに移行しても体調を崩しにくくなります。


3. 実際のやり方:今日からすぐできるインターバル速歩

① まずは姿勢を整える

歩く速度に関係なく、姿勢が崩れていると疲れやすくなります。

  • 背筋を伸ばす
  • 目線は10m先
  • 腕は軽く振る

② 3分ゆっくり歩く

体をほぐしながら、ウォームアップのイメージで歩きます。

③ 3分速歩き(ややキツめ)

ポイントは、心拍が少し上がる程度の“速歩”。
息は弾むけれど、会話はギリギリできるくらいを目安にします。

④ これを4〜6セット繰り返す

合計20〜30分でOK。
運動初心者でも安全に終えることができます。


4. インターバル速歩法がもたらす驚くべき効果

① 心肺機能が上がる

速歩の3分間で心拍が上がり、ゆっくり歩きで心拍を下げるという強弱をつけた運動は、持久力の向上に非常に効果的です。

② ランニングのフォームが良くなる

歩き方が改善されることで、走るときの姿勢や足の運びも自然とよくなります。

③ 脂肪燃焼が加速する

インターバル形式の運動は、運動後も脂肪が燃え続ける効果(アフターバーン効果)があります。

④ 負担が少ないのでケガをしにくい

走る前に基礎筋力がつくため、膝痛・足首痛・腰痛などの予防につながります。


5. インターバル速歩からランニングへ進むステップ

ある程度の体力がついたら、次の段階へ進むのもおすすめです。

ステップ1:3分走る+3分歩く(Run & Walk法)

インターバル速歩と同じ感覚で、走る時間を3分だけ追加します。

ステップ2:5分走る+2分歩く

走る時間を少しずつ伸ばしていきます。

ステップ3:10分連続で走れるようにする

ここまでできれば、ランニングを継続して楽しめる体になっています。


6. 体調を崩さないための注意点

  • 急にペースを上げない
  • 前日に眠れていない日は無理しない
  • 寒い日は手袋・ネックウォーマー必須
  • 食後1〜2時間は空ける
  • 息が上がる日は「歩きメイン」に切り替える

特に初心者は、ほんの少しの無理で風邪を引いたり、疲れを溜めたりしやすいため、
「無理をしない勇気」がとても大切です。


7. おわりに:歩くことは、走ることへの最短ルート

「歩くなんて運動にならないのでは?」と思うかもしれません。
しかし、インターバル速歩法は、ランニング初心者にとってもっとも効率的な練習です。

しんどさを感じず、気持ちよく続けられる。
気づけば基礎体力が上がり、走っても体調を崩しにくい体ができている。

その積み重ねこそ、ランニングを長く楽しむための最大のコツです。

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