初心者が走っても疲れないペース配分の秘訣

ランニング初心者向け

〜がんばりすぎず、気持ちよく走れる“マイペース”を見つけよう〜

はじめに:なぜ初心者はすぐに疲れてしまうのか?

「走り始めるとすぐに息が上がる…」「最初の1kmでヘトヘトになる」 そんな経験をしたことはありませんか?

初心者が疲れやすい一番の理由は、ペースが速すぎること。 走り慣れていないうちは、気持ちが先行してスピードが上がりがちです。 しかし、ペースさえ調整できれば、今よりずっと楽に長く走れるようになります。

この記事では、ランニング初心者が疲れずに走るための「ペース配分の秘訣」を、やさしく丁寧に解説します。


1. 「ゆっくり走る」が最強の秘訣

初心者がまず覚えるべきことは、ゆっくり走る勇気を持つことです。

多くの人は「走る=速く走らないといけない」と思い込みがちですが、 実はゆっくりペースのほうが以下のメリットがあります:

  • 息が乱れず呼吸が楽
  • 筋肉への負担が少ない
  • 長く走れるから達成感が出やすい
  • 怪我のリスクが減る

初心者の理想のスピードは、会話ができるくらいのペース。 「速すぎるかも?」と思ったら、もう少しペースを落としましょう。


2. 「前半ゆっくり/後半少しだけペースアップ」が理想

初心者にありがちなのが、最初に飛ばして後半バテてしまうパターン。 これを防ぐためにおすすめなのが、ネガティブスプリット(後半速く)という考え方です。

最初の1〜2kmは、とにかく「ゆっくり」。 体が温まってきたら、少しずつペースを上げていく方法です。

この走り方なら疲れにくく、最後まで気持ちよく走れます。


3. 心拍数を意識すると“ちょうどいい速度”がわかる

最近のスマートウォッチには心拍計がついており、 心拍数がペース配分の目安としてとても役立ちます。

初心者の理想の心拍ゾーンは、

最大心拍数(220−年齢)の60〜70%

たとえば40歳なら:

最大心拍数=220−40=180 その60〜70%=108〜126拍

この範囲に入っていれば、「ちょうどいいペース」で走れている証拠です。


4. 疲れないための“呼吸リズム”を覚える

走っているときは呼吸が乱れやすいため、 呼吸リズムを意識すると疲れにくくなります。

おすすめは、

2歩で吸って → 2歩で吐く(2:2リズム)

このリズムだと酸素がしっかり取り込め、息切れしにくいです。 苦しくなったら歩いてOK。 呼吸の乱れは失敗ではなく、「整えるタイミング」です。


5. ストライド(歩幅)を小さくすると省エネで走れる

ペースが速くなくても、歩幅が大きいと体力を消耗します。

ポイントは、

  • 歩幅を小さくする
  • 足の回転(ピッチ)を一定に保つ

歩幅を小さくすると、無駄な力が抜けて安定して走れます。 疲れにくいランナーは、みな歩幅がコンパクトです。


6. 時計を見ず「体の感覚」で走るのも◎

時計ばかり気にして走ると、ペースや数字に縛られて疲れやすくなります。 初心者のうちはむしろ、

「気持ちよく走れる速さ」

を大切にしましょう。

  • 呼吸が整っているか
  • 足が軽いか
  • 気持ちよく走れているか

こうした感覚を優先することで、自然とペースが安定していきます。


7. ペースが安定するとランニングがもっと楽しくなる

ペースが身につくと、

  • 疲れにくくなる
  • 怪我をしにくくなる
  • 心に余裕が出る
  • 走るのが楽しくなる

という良い循環が生まれます。

「このくらいなら楽に走れる」というペースを見つけられるようになると、 走る距離も自然と伸びていき、体力アップも感じられるようになります。


おわりに:大切なのは“速さ”じゃなく“続けやすさ”

ランニング初心者にとって、疲れないペース配分はとても大切です。 速く走る必要はありません。 むしろ、ゆっくり走れる人のほうが長く続き、最終的に伸びていきます。

今日からは、

「無理のないペースで、気持ちよく」

を意識して走ってみてください。 あなたのジョギングが、もっと楽しく、もっと続けられる習慣に変わっていきます。

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