「30kmの壁」で歩かないために。40代から目指すサブ4達成のペース配分と補給戦略

サブ4練習法

こんにちは、Free Run Life 管理人のふじわらです。

「30kmまでは順調だったのに、急に足が止まってしまった」
「あと少しでサブ4だったのに、ラスト5kmで歩いてしまった」

フルマラソンに挑戦する多くのランナーが、この「30kmの壁」に跳ね返され、サブ4(4時間切り)の夢を逃しています。

実は、サブ4達成に必要なのは、猛烈なスピード練習でも、根性でもありません。
「最後まで歩かないためのエネルギー管理」「絶対に突っ込まないペース配分」です。

この記事では、40代・50代のランナーが、スタミナに頼らず賢く「サブ4」を達成するための、後半失速しないレースマネジメント術を解説します。

サブ4に必要なペースは「キロ5分40秒」ではない?

単純計算すると、42.195kmを4時間で走るには「1kmあたり5分40秒」のペースが必要です。
しかし、スタートの混雑や給水、トイレのロスを考えると、実際には「キロ5分30秒」前後で巡航するのが安全圏です。

最大の失敗原因は「貯金」を作ること

多くの人がやってしまう失敗がこれです。
「元気な前半のうちに飛ばして、時間の貯金を作っておこう」

マラソンにおいて、前半の貯金は、後半の借金(大失速)となって倍返しされます。
30km地点で「5分の貯金」があっても、足が攣って歩いてしまえば、その5分はたった1kmで消え失せます。

【鉄則】
前半は「遅すぎるかな?」と思うくらいのペース(キロ5分30秒〜40秒)を断固として守ってください。前半を抑えることでしか、30km以降の足は残りません。

30kmの壁の正体は「ガス欠」です

「足が動かなくなった」と感じる時、実は足の筋力不足ではなく、体内のエネルギー(グリコーゲン)が枯渇しているケースがほとんどです。

人間の体内に貯めておけるエネルギーは、フルマラソンを走り切る量には足りません。つまり、レース中に補給しない限り、ガス欠で止まるのは当たり前なのです。

「お腹が空く前」にジェルを飲む

サブ4を狙うなら、エイドステーションの給食だけでなく、自分でエネルギージェルを携帯しましょう。

  • 10km地点:早めの1本目
  • 20km地点:2本目
  • 30km地点:カフェイン入りで覚醒させる(3本目)

このように、「お腹が空いた」と感じる前に燃料を投下し続けることが、最後まで足を動かす唯一の方法です。

▼後半の粘りが違う!私がレースで必ず携帯するジェル
【レビュー】30km以降の失速を防ぐための補給食戦略はこちら
(※ここに補給食の記事URLを貼ってください)

練習では「LSD」で毛細血管を増やす

サブ4達成のために、息が切れるようなスピード練習は必須ではありません。
その代わりに取り入れてほしいのが「LSD(ロング・スロー・ディスタンス)」です。

【やり方】
会話ができるくらいのゆっくりペース(キロ7分〜8分)で、90分〜120分走り続けます。

速く走る必要はありません。長く体を動かし続けることで、全身の毛細血管が増え、酸素を効率よく運べる「疲れにくい体」が出来上がります。
週末に一度、景色を楽しみながらのんびり長く走るだけで、サブ4への基礎体力は劇的に向上します。

まとめ:サブ4は「戦略」で達成できる

40代・50代になると、勢いだけで42kmを走り切るのは難しくなります。
しかし、「前半抑える勇気」「適切なエネルギー補給」という戦略があれば、サブ4は必ず達成できます。

次のレースでは、周りのペースに惑わされず、あなたのペースを守り抜いてください。
ゴールゲートの時計が「3時間59分」を示している時の感動を、ぜひ味わってくださいね。

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